40歳を過ぎたら飲まないほうがいい飲み物を紹介しているアメリカの記事がありました。
“40 Drinks You Should Never Drink After 40 (Eat This, Not That!)”という記事では、新陳代謝を遅らせ、消化器系によくないので40歳を過ぎたら飲まないほうがいい40の飲み物が紹介されていました。
40の飲み物のうち、自分に関係ありそうな飲み物は19。
- フレーバーココナッツウォーター(Flavored Coconut Water)
- レモネード(Lemonade)
- 飲むヨーグルト(Drinkable Yogurts)
- 緩下性(下剤効果)作用のあるお茶(Laxative Teas)
- ペットボトルのお茶( Certain Bottled Teas)
- 多量のコーヒー(Supersized Coffees)
- ビタミンウォーター(Vitamin-Enhanced Waters)
- ファーストフードのアイスティー(Fast Food Iced Tea)
- ダイエット炭酸飲料(Diet Soda)
- コーヒークリーム (Liquid Coffee Creamer)
- フルーツジュース (Fruit Juice)
- お店のココア (Commercial Hot Cocoa)
- ジンジャービール (Ginger Beer)
- コカ・コーラ (Regular Cola Soda)
- プロテインパウダー (Certain Protein Shakes)
- コーヒードリンク (Fancy Coffee Drinks)
- スポーツドリンク (Sports Drinks)
- ミルクシェイク (Milkshakes)
- 甘い紅茶 (Sweet Tea)
19の飲みものそれぞれ飲まないほうがいい理由を以下に簡単にまとめました。
フレーバーのついたココナッツウォーター(Flavored Coconut Water)
プレーンのココナッツウォーターは電解質(イオン)が多いので体にいいが、フレーバーのついたものは糖分が多い。
レモネード(Lemonade)
レモネードの成分は水、砂糖、レモン汁なので無害だけれど、飲みすぎると糖分が多いので新陳代謝(メタボリズム)を遅らせる原因になる。
飲むヨーグルト(Drinkable Yogurts)
プロバイオティクス*は腸の健康にいいけれど、中に含まれている砂糖の量には注意が必要。
緩下性(下剤効果)作用のあるお茶(Laxative Teas)
下剤は体内に吸収されるはずだった腸内の栄養素やビタミン、ミネラルを体外に排出するものなので、長期にわたって飲み続けると栄養不足や病気の原因になる。
体重を減らすことが目的でLaxative Teasを飲んでいるのであれば他の方法を考えたほうが無難。
ペットボトルのお茶(Certain Bottled Teas)
お茶には抗酸化物質が含まれていて代謝を改善し、新しい脂肪細胞の形成をブロックし、病気や脳卒中のリスクを下げるのに役立つ。
ただペットボトルのお茶で同じ効果を得ようとすると20本は必要。
さらにペットボトルのお茶の色はキャラメルで着色されいる上、一握りのチップスアホイのクッキーよりも多い砂糖が含まれている。
多量のコーヒー(Supersized Coffees)
1.2杯のコーヒーは体によいといわれているが、飲む量を多過ぎるとると骨がもろくなることがある。
成人は1日に400mg程度までのカフェインは安全といわれている。これは240ml (8オンス)のコーヒー1杯分に相当。
それ以上飲むとカルシウムを体外に排出して、骨粗鬆症を引き起こしてしまう可能性がある。
またカフェインのとりすぎを避ければ、(カフェイン依存にならないので)睡眠障害や不眠、頭痛などの離脱症状も防げる。
ビタミンウォーター(Vitamin-Enhanced Waters)
名前に「水」が含まれているけれどカロリーは120カロリー程度あり、それは糖分によるもの。
ビタミン水20オンスのボトルには32gの砂糖が含まれている。
ファーストフードのアイスティー(Fast Food Iced Tea)
砂糖とカラメルで着色されているファーストフードのアイスティーは不健康。
ダイエット炭酸飲料(Diet Soda)
人工甘味料のアスパルテームを含んでいる。
コーヒークリーム (Liquid Coffee Creamer)
必要のない加工成分がたくさん含まれている。
コーヒークリームを使いたい場合は砂糖が少ない植物ベースのクリーマーを使うほうが健康的。
アメリカのマクドナルドではコーヒーのクリームを頼んだ時に、(クリームを)insideにするかoutsideにするか聞かれたります。
クリームを中に入れるかパックされているものをつけるかということですが、
「パックのものには保存料が入っているからかなあ?」
ぐらい簡単に考えて、どちらでもいいよと思っていたのですが、調べてみる必要がありそうです。
フルーツジュース (Fruit Juice)
自然でビタミンCは多いけれど砂糖の量も多い。
食物繊維やタンパク質などの栄養素は(フルーツジュースの状態では)全く含まれていない。
平均的なグラス1杯の量に砂糖が36g。
お店のココア (Commercial Hot Cocoa)
スターバックスのホットチョコレートは400カロリーで43gもの砂糖が含まれている。
ジンジャービール (Ginger Beer)
もっともカロリーの高い炭酸飲料の1つ。わずか7オンスで170カロリーもある。
コカ・コーラ (Regular Cola Soda)
体重増加や糖尿病などの肥満関連の病気の原因になるだけでなく、酸性度が消化器系や歯のエナメル質によくない。
キャラメル色には長期的な骨の健康によくない人工的につくられたリンが含まれている。
プロテインパウダー (Certain Protein Shakes)
簡単にプロテイン(タンパク質)を補給できるが人工甘味料、化学添加物、部分的に硬化した油がたくさん含まれている。
コーヒードリンク (Fancy Coffee Drinks)
マクドナルドのMcCafeモカは350カロリーで45gの砂糖、スターバックススのエッグノッドラテは450カロリーで52gの砂糖…。
スポーツドリンク (Sports Drinks)
ナトリウムやカリウムのようなワークアウト後の電解質の補給には優れているが、カロリーと砂糖の量が多い。
32オンスに52gの砂糖などの甘味料が含まれている。
また人工色素など胃によくない添加物も多い。
ミルクシェイク (Milkshakes)
昔はミルクシェイクはミルクとアイスクリームだけでできていた。
現在レストランなどで出されているミルクシェイクはチョコレート、キャラメルや化学物質などが加えられていて1,000カロリー以上のものになっている。
甘い紅茶 (Sweet Tea)
シンプルな紅茶もお砂糖を入れて飲むと必要のない糖分を摂取することになるので、注意が必要。
さて「40歳を過ぎて飲まないほうがいいドリンク」の多くは、砂糖の量やカラメルなどの添加物が理由のようです。
砂糖の量は
ミニッツメイドのレモネード350缶 40g
フルーツジュース1杯 36g
ホットチョコレート1杯 43g
マックカフェモカ 45g
スターバックスエッグノッグラテ 52g
(注意:参考数値はアメリカのもの)
普段何気なく飲んでしまっていたので、それぞれの砂糖の量にちょっとびっくり。
勝間和代さんはアルコールの他にカフェイン、砂糖も断っているようですが、
40歳を過ぎたら砂糖を含む飲みのは注意が必要のようです。
添加物のことやいろいろ考えると、やはり水を飲んでいるのが一番いいということになるかな…。
今回はお酒類には触れませんでしたが、ライムリタ、ワインクーラー、フローズンカクテル、ダブルインディアペールエールなど、やはりアルコールドリンクも多く入っていました。
それも含めて“40 Drinks You Should Never Drink After 40 (Eat This, Not That!)”で紹介されていた40すべてのランキングは以下のとおりです。
- フレーバーココナッツウォーター(Flavored Coconut Water)
- レモネード(Lemonade)
- 飲むヨーグルト(Drinkable Yogurts)
- パンプキンスパイスラテPumpkin Spice Lattes
- トニックウォーターTonic Water
- ルートビールフロートRoot Beer Floats
- ライムアリタLime-A-Ritas バドライトのビアカクテル
- 緩下性(下剤効果)作用のあるお茶(Laxative Teas)
- ワインクーラーWine Coolers
- 固形濃縮飲料Beverage Concentrates
- ペットボトルのお茶( Certain Bottled Teas)
- 多量のコーヒー(Supersized Coffees)
- ビタミンウォーター(Vitamin-Enhanced Waters)
- ファーストフードのアイスティー(Fast Food Iced Tea)
- ダイエット炭酸飲料(Diet Soda)
- コーヒークリーム (Liquid Coffee Creamer)
- フローズンカクテルFrozen Cocktails
- フルーツジュース (Fruit Juice)
- スキムミルクConventional Skim Milk
- エネルギードリンク缶Canned Energy Drinks
- フルーツソーダFruity Sodas
- アルコールミクスチャーボトルBottled Alcoholic Mixers
- エッグノッグEggnog
- お店のココア (Commercial Hot Cocoa)
- マッドスライドMudslides
- ジンジャービール (Ginger Beer)
- オレンジ飲料Orange Drinks
- 加糖された牛乳の代替品Sweetened Milk Alternatives
- コカ・コーラ (Regular Cola Soda)
- 粉末のフルー飲料Powdered Fruit Drinks
- プロテインパウダー (Certain Protein Shakes)
- ダブルインディアペールエールDouble IPAs
- エネルギーショット (Energy Shots)
- お店のコーヒードリンク (Fancy Coffee Drinks)
- スラッシュSlushies
- ボトルスムージーBottled Smoothies
- スポーツドリンク (Sports Drinks)
- ミルクシェイク (Milkshakes)
- 栄養シェイクボトルConventional Bottled Nutrition Shakes
- 甘い紅茶 (Sweet Tea)
断酒322日目
先日アップルブレッドを作るときに使った砂糖の量が100gでした。
量りながらずいぶん多いよなあと思っていたのですが、ホットチョコレートやラテは1杯ですでにその半分の量のお砂糖をとることになってしまうとは。
健康のために断酒だけでなく、減砂糖も真剣に考えなければですかね。
いずれにしても断酒は今日も継続です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
Have a good day:)
参考:
* プロバイオティクス(probiotics)
プロバイオティクス(probiotics)は抗生物質(antibiotics)に対比される言葉で、共生を意味するプロバイオシス(probiosis;pro 共に、~のために、biosis 生きる)を語源としています。英国の微生物学者Fullerによる1989年の定義「腸内フローラのバランスを改善することにより人に有益な作用をもたらす生きた微生物」が広く受け入れられています。また、現在では「十分量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物」(FAO/WHO)という定義の公表もされています。 なお、その微生物を含む食品(ヨーグルトや乳酸菌飲料)自身をプロバイオティクスと呼ぶこともあります。(ヤクルト中央研究所)
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